物件の出てくる理由とタイミング

お買得物件.com 物件の出てくる理由とタイミング

物件の発生する理由と、そのタイミング

新築分譲マンションで一例を挙げますと、売れ残りマンションが出てしまった場合、売れ残ったマンションの管理費や修繕積立金などは、デベロッパーが負担します。毎月の負担金額は、マンションの販売の利益から考えればそれほど大きくはありません。数の少ないうちは、売れ残った物件にコストをかけて売るよりも、新しい物件を立て売っていくという戦略で利益を確保することが出来ました。しかし、恒久的にかかってくるコストであるということと、積もりに積もった未入居物件の数がデベロッパーの利益を大きく圧迫しています。この新築未入居の物件の在庫をなくし、恒久的にかかるコストを下げなくては、利益を出すことが難しいほどにデベロッパーは苦しんでいます。

一般のお客様では、値引き交渉は難しい

それでは、一般のお客様が新築未入居のある物件に直接訪ねていき、「売れ残った物件なのだから安くしてください。」とストレートに言えば安く購入できるかといえば、答えはNOです。

なぜならば、「簡単に安くなる」という情報を開示して、すでに購入したお客様に知れることを恐れているのです。当然のことですが既に購入されているお客様は、定価でご購入されています。マンション販売業者として一番恐れるのは、「値引き販売しているのが入居者に発覚」して問題になったり、「あそこの物件は待てば値下げしてくれるから待ったほうがいいよ」というウワサがたつことです。その後のビジネスに多大な影響が出ますので、それだけは避けなければなりません。つまり、マンションデベロッパーとしてはのどから手が出るほど売ってしまいたい、値引きしてでも売りたい物件も、簡単に情報を開示して売ることができないというジレンマに陥っているのです。

新築未入居物件の買い時は、今!

そのジレンマを抱えながらやってきた多くのデベロッパーも、在庫を抱えすぎて首の回らないところまで来ています。さらに、今後は価格相場が崩壊しマンションの値段が下がってくる可能性も無きにしも非ずです。現実問題として大阪市内3LDKのマンションが7000万円超と一般人では購入不可能な価格帯になっています。売れない価格のマンションを産み出し続けることは出来ないのです。関東では少しずつ価格崩壊が起きているとの話も聞きます。今のうちに在庫を現金化して、痛手を少しでも減らしたいデベロッパーもいているはずです。新築未入居お買得物件に関しては、今が買い時とお買い得物件.comは考えています。