
不動産業界で売り物件を自身で探すことを「物上げ」と呼びます。既出の物件情報の中で買主様の希望条件にドンピシャなのは中々ありません。
なので、希望条件に叶うものを求めて空き土地や空き家、ガレージや古い倉庫などを足で探し、謄本などで所有者を確認し、「売ってくれませんか?」とお声をかけ、承諾を得て売り物件にする。これが物上げですね。
当たり前ですが、商品が良くて適正価格の不動産はすぐに売れます。ですが、物上げの作業をしていると、「どうやったら売れるのか」と考えさせられるような物件に数多く当たります。
一例を挙げますと、現在の法律上、新たに建て替え出来ない再建築不可の物件、極端に間口の狭い物件、収益物件ではあるが賃料の低すぎる物件、告知事項(事故物件)の内容が激しすぎる物件、その他…
でも、このような物件も違う角度から見直し、あの手この手を使うと売れるのですね。
焼き肉のホルモンもそうです。昔は大阪弁で「放るもん(捨てるもの)」と言われたものが、美味しいと言われて我々の胃袋に入っていく。
不動産にもホルモンがあります。
弊社の仕事にも関わることなのでここでは販売手法を詳しく掘り下げてご説明いたしませんが、ホルモン物件かもと心当たりがある売り主様、当サイトをご覧になったら、一声おかけください。弊社スタッフが美味しく調理し、お役に立てるよう頑張ります。