新築分譲マンションの販売価格

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新築分譲マンションの販売価格、ウラ話

都心部の土地価格が上昇し、同時に建築費も上昇しています。現在、従来どおり土地を仕入れて、マンションを建てて適正利益を載せた場合、坪単価は300万円以上と、バブル期を超えた販売価格となっております。そうなれば必然的に購入可能者数は激減します。

一昔前なら大阪市内でも3LDKの間取りが2980万円ほどと、中心部でなければ2000万円台で新築分譲マンションが購入できました。しかし、今現在そのような価格の新築分譲マンションは見当たりません。

3LDKですと大阪市内であれば、やはり5000万以上します。夫婦共働きのパワーカップルで思いきり背伸びをして7000万から8000万円の3LDKを購入されていくケースが多いとデベロッパーからお聞きしますが、昔から不動産の営業に関わっている身として、ご夫婦のどちらかが休職するようなことになった場合、住宅ローンが払っていけるのかどうか心配してしまいます。同時に、ほとんどのお客様が変動金利で住宅ローンを組むと言う現状の中、金利が上昇すれば、一昔前のアメリカ経済のように日本経済も破綻するのではとそういう懸念を持ってしまう今日この頃です。

マンションデベロッパーも用地の仕入れがスムーズにいかないため、今現在の販売物にて、利益を当初の予想よりも上目に、利益を確保しながら販売しているそうです。1期販売よりも2期販売、2期販売よりも3期販売住戸の販売単価が上がっているところもあるとの話を聞きました。

その反面、あまり場所の良くない分譲マンションや新築戸建ては売れ行きが鈍化し、在庫となっているケースが多いそうです。