お買得物件.com 現場のお仕事

昔は3Kと言われた(きつい、危険、汚い)仕事の中に、建築現場の仕事も含まれています。

私は仕事柄、建設現場で働く方々とよく談話をします。

大工さんや、クロス・水道・設備の職人さん、その他大勢。

共通して言えるのが、みなさん高齢です。若い方々はほとんど居ません。工務店の現場監督でたまにお若い方をお見かけするくらいです。

私自身20代の頃は軽天職人をしていました。その頃は同世代の人間も多く、現場で知り合った別の会社の職人さんと仲良くしてました。その同世代の職人さんが今も若手な感じです。50代以上です。

みなさん言います。
「若い子が続かない」

当たり前ですよね?貪欲さが無くなってますもんね。
今の若い世代の責任では無く、教育や政治の責任だと私は思います。

昭和生まれの世代は「とにかく稼ぐぜ!」という風潮がありました。建設職人などは、働けば働くだけ報酬が増えるので、残業、休日出勤当たり前、とにかく早く大量の仕事をこなす、なので容量良く段取りをしていく。

いつの頃からでしょうか?完全週休2日が当たり前になり、有給休暇取得が義務づけられ…

上司が部下に接する内容にも色々な種類のハラスメントが生まれ、自分自身を追い込まれるような社会では無くなりました。

厳しく指導する事もできなくなり、親方たちはジレンマを感じているそうです。

建設現場では仕事に追い込まれる事も多々あり、深夜まで働くこともざらにありました。
今の若い世代の職人さんは定時でピッタリ帰る方も多く、仕事を辞めたい時もメールやLINEで意思表示が有ると聞きました。

大阪万博の工事現場では想像以上に外国籍の方が多く働いてくださってると聞きます。

日本で建てるが中身は外国籍の方々で完成する建築業界。

現場のお仕事はAIでは無く、外国籍のガッツマンに乗っ取られる日が来るかもしれませんね。